2011年12月20日火曜日

疲れ果てた深夜に活力を出す

クリスマス近辺は少し休みたいので、
少しだけ無理をしながら執筆を続けている。


とはいえ深夜になるとだんだん集中力も途切れてくるのだ。


そんな深夜に、「よし、あと1時間がんばろう。」とやる気を出す為に最近少女時代の動画を観ている。


歌もうまくてダンスもうまいのね。
韓国語は全く分からないんだが、日本語にはない発音が意外と良かったりして何度も観てしまう。


来年の国際昆虫学会 in テグに向けて俄然やる気が出てきた。
おいおい、何をしているんだろうか。
ともかくやる気が出たんなら良いじゃないか。


韓流とかK-POPとかが流行っているらしい。
ドラマとかはともかくとして、音楽をK-POPとして売り出すなら、わざわざ日本語バージョンにする必要ってあるなのだろうか。

イントネーションとかそれはそれで、かわいらしく聞こえるから韓国語のやつを売り出せば良いのに。やっぱ他の言語になっちゃうと敷居が高くなるのか。


さて、仕事再開。

入力と出力のバランスとか

原稿の執筆とか
論文の執筆とか
ロゴ作りとか
研究発表の為の図作りとか
いろいろ出力する系の作業が立て込んでいる。


ちょっと前までは、難なくさらさらっとこなしていたのに、
最近、頭をひねってもひねっても出て来なくて、
締め切り間近になってようやく絞り出してやり終えるという日々が続いている。
スランプ状態やで。


きっとこれは、
本読んだり
論文読んだり
良い音楽聞いたり
良い映画を観たり
良い絵を観たり


入力する系の活動をもっとしなければ出力が追いつかないんではないかと思ってる。
きっといくら出そうとしても、自分に無いものは頑張っても出ないのだ。


純文学はちょっと消化に時間がかかると思って、
買ったまま放置していた


を読んだけど、さらさらと読めてとても良かった。
生態系というものがいかに複雑で、尊いかがわかる。


良いモノをアウトプットできるように、良いモノをいっぱいインプットしたい。

沢山論文を読んで、本を読んで消化したい。

2011年12月19日月曜日

社会的インパクトか・・・

一時期より仕事量は減っているはずなのですが、さばききれません。
何故でしょう。



ところで。
とある高校生(?)くらい対象の科学コンテストでは
その人の研究テーマに対して、社会的インパクトを問うとか。



たいてい、いろいろな研究費をとるときとかになんやかんやどんな風に研究が重要かは必ず書かないといけないと思います。


自分の研究をやって、そして何らかの成果が出たときの社会的インパクトって何があるかなと考えたけど、思いつかなくて、まだずっと考えてる。



2011年12月9日金曜日

倍に、倍に

申請書が書き終わってからというもの、
少しだけ心に余裕ができたが為に、
本当に自分の歩もうとしている道が正しいのかとか
この先大丈夫かとか

いろいろ考えてとてもナーバスになってしまった。


こういう時は、がむしゃらにいろいろやって、
そのなかでいつの間にか解法を見出すというのが自分のこれまでのスタイルである。


だけども、あまりに漠然とした不安の中に落ちてしまって、
がむしゃらに動く為のやる気さえ失ってしまって、
とても良くない状態だった。


昨晩、じっくり考えた。
そもそも、自分は能力的にアレなので、人の倍、倍にやろうと心に決めていた去年の自分を思い出した。
選ぶ道が正しいかは分からないし、この先大丈夫かもわからないけれども、「人の倍に」のスタイルを維持できれば、確率は少し上げられるかもしれないと思った。

がむしゃらに動く為の足がかりになった。


去年直感で動いていた自分なかなかやるなと思いました。


2011年12月5日月曜日

スピーディーかつ安価に準備できて、栄養価も高い食事は何か

去年の秋頃からカスピ海ヨーグルトを作っている。
震災の辺りで一度、絶やしてしまったが、その後復活させて今に至る。


最初のうちはジャムを混ぜたり
バナナとかキウイとかを混ぜたりして食べた。


でもそれだと、あまりおなかにたまらないし
果物を腐らせてしまったりして少し都合が悪い。


で、最近、具として行き着いたのがこれである。


○それなりに腹持ちする。
フルーツが入っているという事でビタミンも取れる(と思う)。


○フルーツグラノーラは何となく今まで高いイメージが有ったんだけど、
一度にいっぱい買えば安い(計算してないけど)。


○そして、普通に保管したら湿気ってしまうが、
この“フルグラ”は保存用の「パチパチ」がついていて便利(800gにしかついていない)。



結論
今のところ、私が考える安価で且つ栄養があって、スピーディーに摂れる食事は

カスピ海ヨーグルトとカルビーフルグラを混ぜたやつだよ。


※ 調子に乗って毎日これを沢山食べ続けると、2日で飽きるので、その辺のところ調整が必要です。

2011年12月4日日曜日

top絵を変えた


今まで、デフォルトである手書きっぽい文字をトップの絵にしてきた。
もう少し遊びのある絵にしたいという事でgを幼虫にしたトップ絵を作った。

saiで描いたんだけど、
イメージで描いたから酷い


このクリ―チャーは何でしょう…
なにも見ないで適当に描いたとはいえ
一応、研究対象にしてる虫なんだし、

もう少し頑張ろうよ。




というわけで、少しカンニングしながら描きなおした。

少しは良くなりました

とりあえず不慣れにしては及第点という事にしましょう。
これをトップ絵のgとして使っていきたいと思います。


2011年12月3日土曜日

アゲハチョウの味覚受容体

アゲハチョウの味覚受容体の論文が2週間くらい前にNature communicationsに載って、新聞の紙面をにぎわしていたので読んだ。

Ozaki, K. et al, 2011, A gustatory receptor involved in host plant recognition for oviposition of a swallowtail butterfly. Nat. Commun. 2:542 doi: 10.1038/ncomms1548

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・EST解析で味覚受容の遺伝子を決める
・バキュロウィルス発現系で遺伝子を発現させ、リガンド候補化合物をカルシウムイメージングで決める
・RNAiで味覚遺伝子をノックダウンさせて、味覚遺伝子の発現量が落ちているか確認
→落ちる

・雌のアゲハチョウの感覚毛のリガンド物質に対する反応を調査
→ノックダウンした雌では反応が有意に低下

・雌の産卵行動を観察
→ノックダウンした雌では模造葉に対する産卵数が減少
(模造葉にミカンの葉の抽出物をつけると、産卵数は減らない)


○これらの結果から、アゲハチョウの味覚遺伝子を決定して、そしてそれが産卵における寄主認識にも関係しているよという内容。
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Nature系列の雑誌に載るような論文はこれくらいのデータを積まないと駄目なのだな。
lepiでもRNAiが有効なのか。ほうほう。