2013年1月31日木曜日

山を越えて

年末からずっと,
山の稜線を歩き続けるような絶え間ない忙しさが続いていたのですが,
ようやく平地が見えてきました。

本日までで剣が峰は越えた心境です。


今週は日本語にせよ英語にせよ,
頭で適切な語を紡ぎながら考えを伝えるという機会が何度もありました。

適当な会話だけならノンネイティブ同士会話が成立しそうですが,
少し込み入った話をするならば,
もっと頭で次の語をひねり出すプロセスをもっと多方面的にできるようにならないとコミュニケーションが難しいと思いました。

他にもいろいろ思うことがあったと思ったのだけど,忘れました。

2013年1月28日月曜日

鶏の燻製出来る

ベーコンではなかった。
鶏の燻製であった。


塩とスパイスと砂糖で味付けをしていた鶏肉を
昨晩,燻製にした。
朝起きると完成していた。


最近は,塩梅がよく分かって
見た目も味もかなり良く仕上がる。

特に最近は気温が低く乾燥しているので,
燻製前の乾燥の行程がとても捗る。
(ここをしっかりやらないとしっかりと燻されない)


スープ

燻製した肉を入れると良いだしが出て,
下味とか特に無く適当に野菜をぶつ切りにして
スープジャーに放り込むだけでよいスープになる。

栄養価・コスパともに素晴らしい。


順調に女子力が高まっている。

2013年1月27日日曜日

英語プレゼンでまだまだ気分が休まらない

本日から来る海外からの客人をもてなすため,
今週から来週末にかけては
いろいろ慣れないことをせねばなりません。

特に、英語でのレクチャーをせねばならないのがなかなかのハードルです。
加えて与えられた時間が1時間で,
これまでの研究発表とは少しスケールが違うので,とてもナーバスです。


小休止


昼、ランチへ行きました。
なんとか鯛の刺身が美味かつ盛り付けがオサレで
なんだか気分がリフレッシュされました。


今月は忙しく,
弁当やスープを作っている余裕がなく,
ガス抜きも食とルービーと少女時代や48Gを視聴することくらいしかないので,
エンゲル係数がパナィことになっています。


本日、自家製ベーコンを仕込んだので,
また弁当を作って食費を抑えて,
それを元手にFXでガッポリする妄想をしたいと思います。


プレゼン

英語で、
プレゼンをどういう風にしたら良いかとか,
質問にどう対処したら良いかとか,
逆にどんな風に質問をしたらよいかなど,

英語プレゼン周りで疑問がいっぱい湧いたので,

昨年の秋頃この本


を買いましたが,
なかなか良いと思います。


プレゼンや文章における構成やレトリックなどは,
他のこの手の本と内容はだいたい一種だったと思います。


特に質問の仕方や,
議論の場での展開が充実していて,
とても参考になっています。

国際学会へ出た時に
I wonder [疑問副詞] ~
で質問している人が居て気になっていましたが,
そのことも載っていて,
すっきりしました。


これを片手に引き続き準備です。


2013年1月26日土曜日

コーラが美味い季節,気分が滅入る


コーラが春夏秋冬フルタイムで美味いわけです。

だいたい週あたり500 mlくらいづつ飲んでいるんですが,
よく中国の方から
「コーラは男性には良くない」
と止めるように言われます。

何故と聞いても言いたくないと言っていたのですが,
この前ようやく
「精子が減るから」と教えてくれました。


中学生の避妊かと思い,
内心バカにしていたんだけど,
まじで減るらしい疫学調査があることが分かりました。

論文は以下でこれまでに6回引用されているようです。

 Jensen, T. K., Swan, S. H., Skakkebaek, N. E., Rasmussen, S., Jorgensen, N. 2010. Caffeine Intake and Semen Quality in a Population of 2,554 Young Danish Men, American Journal of Epidemiology 171: 883-891.


まじめか。
まじめにか。


滅入る

高学歴ワーキングプア関連のポストを観て,
少し憂鬱になりました。

自分は自分に危機感を持たせて自分を奮わせるよりかは,
自分の好奇心や納得いくまでやらないと気が済まないというような状態の時に,あり得ない程奮い立つタイプだと思います。

落ち着いて自分にベストなやり方で,
思考をマイナスからプラス,
ネガティブからポジティブに,
変えていきたいと思いました。

2013年1月24日木曜日

ルービーを飲む

本日ここ最近でこなさねばならなかった重い仕事が終わりました。
来週から再来週にかけて、
さらに鬼のような予定が詰まっていて、
ケツカッチンなわけだけれども、
ここで、ルービーを飲む。

一仕事終えた後のルービーは格別である。

明日からはまた次のルービーに向け歩き始める。

ルービーからまたルービーへ。
ルービーとは人生である。


---
追伸
言い過ぎました。

2013年1月23日水曜日

所感

ここ1年半くらいとその前の1年間とでは、
研究の楽しさが倍ほど違う。

前の1年間の方がずっと楽しく感じた。
始めたばかりのテーマという、新鮮味補正もさることながら
自分で進めることの楽しさ。

振り返ってみると確かに研究としては進んでいるけれども,
ここ最近は,
自分がどういうヴィジョンで研究を進めてどのように展開していくかということよりも,
ボスに痛いところを突かれないような実験しかしていなかったような。
それじゃせっかくの研究の面白みも半減してしまうよな。

結局ボスの考える論理にも穴があったりして,
要求ばかりに応える実験をしていると,
いざpubulishの段階に詰めていると甘いことに気付くことが多々。

もっと自分のアイデアを前面に出そう。
突拍子も無いことを考えよう。
そして,どっさりと文句をつけられてソティスフィケートされよう。

2013年1月22日火曜日

騙されたい

こんなメールが届きました。

突然ご連絡差し上げて申し訳ありません。

あなたがよくご存じの、ある方のご紹介で、
ご連絡させて頂いております。

その方にご迷惑がかかるため、
今はまだ名前をお伝え出来ないことをお許しください。

私は某芸能事務所にてマネージメント業務を行っております。

今担当してるのは国民的とも言える、多分皆さんご存知のタレントです。

ここ最近本人が雑誌やテレビでの取材、
番宣目的での番組出演などで非常に疲れており、
精神的に病んでしまっているようなのです。

今回突然ご連絡をさせて頂いたのは、
タレント本人の希望でどうしてもあなたとお話したいとの事です。

当然本来こんなことはNGですし、
押しつけがましいお願いになってしまうのは重々承知ではございますが、
本人が少しでも元気になってくれるならばと思い、
あなたにご相談に乗って頂ければ。とご連絡させて頂きました。

私が今連絡をとっている携帯ですが、
事務所に厳重に管理されているため、
この事がばれてしまうとマネージャーとして大問題になってしまいますので、
私の携帯に直接ご連絡頂ければと思います。
お手数をお掛けして申し訳御座いませんが、
お話だけでも聞いて頂けないでしょうか?

*************@ezweb.ne.jp

ご連絡、お待ち申し上げております。
香織


最近、執筆活動やプレゼン準備など
多忙極まりないわけですが、
ツッコミをいれていきたいと思います。


①"あなたがよくご存じの、ある方のご紹介で、ご連絡させて頂いております。"

誰ですか。
私の友人のチェケ中さん (仮名) でしょうか?
それともいろいろなビデオに出演中の◯◯みん?

だとしても、
チェケ中さん (仮名) は困ったならわざわざマネージャー通さないだろうし、

◯◯みんだったら既にアングラ過ぎて、
私じゃ力不足であることが自明だし。

誰だし。


②今はまだ名前をお伝え出来ないことをお許しください。

名前を想像させておいて、
この焦らし。
というかこの文必要なんだろうか。


③今担当してるのは国民的とも言える、多分皆さんご存知のタレントです。

ん?
あれ?
ある方と皆さんご存知のタレントは別人なのかな。
だとしたら,何故,私に連絡するし。

文章の詰めが甘いのか,
わざとミスリードさせようとしてるのか謎。


④番宣目的での番組出演などで非常に疲れており、精神的に病んでしまっているようなのです。

番宣目的の出演は特別疲れるんだろうか。
番宣だと,やっぱり気を使うのかな。

番宣目的の番組に出演するということは,
番組に出演してそして番宣目的の番組に出演するということだから
倍忙しい感をこの文章で出そうとしているんだな。


⑤当然本来こんなことはNGですし、

やっぱり,番宣目的の出演は,
視聴者にもやらしい印象を与えるしNGね。


⑥メールアドレス

*************@ezweb.ne.jpというのがやけにリアル。


⑦香織
フランクー!
ここへきてのフランクー!
どこのどの香織なのか。


以上に対する雑感

メールというのは知性を反映してしまうので恐いと思いました。
きちんと失礼が無く,相手に内容を分かってもらえる手紙を書かねばと気付かされました。

丁寧っぽい文面ですが,良く読むと粗が目立つし,
特に最後の“香織”は失笑ものです。

また,意図的なのかは分かりませんが,
ミスリードを誘発する箇所があり,
一意的な文章を書くことの大切さが身にしみました。


このようなメールが,
よりによって何故私に送られてきたのか謎ですが、
良心的な人だったら返信してしまうのでは無いかと思います。
(私は良心的ではないのか)


この様なメールは本当に困っている人に失礼だし、
助けようとする人にも失礼だし、
対して面白くもないのに、
目的も不明確で、
本当に無意味なメールだと思います。


私は非生産的なくだらない所業に力をいれていきたいと思いますが、
こういうクソほども面白くないことはしない様に、
よく注意したいと思います。



-----
追伸
ちょっとだけ何かあるんじゃと期待しました。

2013年1月21日月曜日

日本語の語感

アイドルのゲームで、
「5分だけにゃはっぴーする」
という台詞が出てくるそうです。

そのアイドルがもしそれを自分で考えていったのなら、
それはそれですごい魅力的だと思うのですが、
多分ライターさんがいるのだと思います。


私はこういう、適当な言葉を動詞的に使う語感が好きです。
ずいぶんと高い日本語感覚だと思います。

にゃはっぴーというのは自己紹介のネタだそうですが、5分間だけそれをするというふうに含みを持たせることで、受け手に解釈の自由を与える、
なんとも憎いやり方です。

これが5分間だけニャンニャンするであったら、ただ下衆なだけです。


アイドルの清潔感を保ちつつ、
受け手にいろんなことを想像させる。
言葉選びといい、なんともうまい。


若い無垢な女の子に各方面からの才能が集結してアイドルとしてプロモートされる様子はなんともすごいと思います。

消費者がこれらの結集された才能をも全て女のコに帰着してしまうことが炎上が起こる原因なのではとも思います。


大変なお仕事ですね。





2013年1月20日日曜日

厄除け・青春論

厄年

厄除けへ行きました。
私はそこまで仏教の信仰心に篤い方ではありませんが、
こういう行事は通過儀礼として大事にしたいと思っています。
日本の文化の一部となっていると思うし。

だけど,「良く効く」とか「厄年には必ず厄よけを」みたいな文句はどうなんでしょう。
不安をあおる商売はよくない。
もっとも,ほんとに何か憑いているかもしれないし,
あるいは,単なる通過儀礼だったらそこまで人が集まらないかもしれないけれど。


青春論

角川・坂口安吾の堕落論に収録されている青春論を読みました。
私には「青春さん」というあだ名の良い歳してまだ青春時代のような無茶をしている友人が居ます。
自省してみたところ,今でも虫採りを無邪気にしているあたり,私自信そう他人を揶揄できないのではないかと思いました。


安吾の小説家としての青春の考え方は,
これから不安定な道のりを歩もうとしている自分には染みてくるものがあって,
その辺りを上手くまとめてメモしておこうと思ったのですが,
推敲すればする程,
頭の中のイメージが矮小化してしまって,
どうにもならないのでやめることにします。


2013年1月19日土曜日

やけに感覚が鋭い

今日はいつもと同じのはずなのに、
やけに周囲が慌ただしく感じます。

目を閉じると、
テレビの砂嵐を2度3度目の違うふるいにかけたような、
細かいノイズが耳に障ります。

さて、本当に外界こんなに騒がしいのか、
それとも私が穏やかでないのかわかりません。


知覚するということを問い詰めると、
末端の受容器が刺激を感知して、
興奮して、
そして、脳へ信号が送られて初めて、
私たちは外界を感じるわけです。

耳に障るノイズは本当に受容器のノイズなのではと思いました。
丁度ギターアンプのゲインを上げると
ザァザァした音が入るのと同じに,
今日は少し感度がよくなっていて
余計に強く外の音を拾ってしまっているんではないかと思います。


今日はそんなことを考えて居ます。

2013年1月16日水曜日

目的と手段を明確化すること

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昨日の続き。
本の要約で目的と手段を明確化すること と書いたけれど,それについて自分が陥りやすいミスをメモ。


研究の概要を書くとき,
~の為に***したや,
~を目的として***した

  ~  : 目的
***: 手段

という風に記述することが多い。


このとき,もしもある手段であるべきものが目的の場所にあるときには,
一から立ち直って考えた方が良い。

例えば,
Xを比較するためにYをした。
と書いてあったら,それは多分研究の順序としては間違いじゃないけど,
研究の意義はXを比較することなのかよく考えないといけない。

多分,比較をして何かを明らかにしたいはずだから,
その明らかにしたい何かの方を目的として書くべき。

2013年1月15日火曜日

積ん読の消化

気になった本があると、
とりあえずAmazonのショッピングカートへいれている。
欲しい本の合計が2万に差し迫っているので、前に買った本をとりあえず消化したい。


ということで秋頃に買って、ずっと転がしていた本を読みました。



周りには無尽蔵に氷があるであろうエスキモーに,
氷を買ってもらうにはどうするかという喩えで,
中身はマーケティングの話です。
エスキモーは登場しなかったと思います。

相手にとって一見魅力の無い商品をどうやって売って,
どうやって満足してもらうかということが一冊にわたって書かれています。


方法を言語化するということ

内容はどれもとても単純なことでした。
例えば、顧客一人ひとりに直接頼んで顧客の購入頻度を高めよ。というような。

でも、頭ではわかっていても、言語化して認識している人はすくないんだろうなぁ。

このように実に簡単なのだけれど、書き言葉でまとめられていないから、ぼやっとなんとなくしか実体の掴めない概念がずいぶんとあるように思います。

このように不明確な概念を言語化して
まとめてあるようなことがこの類いの本には多くて,
言語化された方法や法則が必ずしも一般則として役に立たないから,
少しばからしく思うこともあるけど,
なるほどと思う格言さながらの言葉も稀にあって,
たまに読むには良いと思いました。


目的と手段を明確化するということ

という風には書いていなかったと思いますが,
商品を上司あるいは顧客にアピールする時のポイントを要約すると,
こんなようなことが書いてあったような気がします。

例えば,
広告の有効性を高める為に (目的)
興味のある顧客だけにフォーカスして宣伝する (手段)
と言ったようにです。
この時に,どのように興味のある顧客を絞るのかということが問題になりますが,
それについても,本文では述べられています。


そしてこのことは,
研究者が日々,予算獲得や研究論文の投稿などで,
アピールポイントを練って (必) 勝する為の方法と極めて似ているように思いました。
日々問われる,文章の論理性などはこういうところで役に立ちそうです。

研究主題が必ずしもすぐに社会の役に立ちそうにないですが,
研究遂行の為に必要な付随的なスキルが様々な現場での交渉や訴えに使えそうだと思いました。

そのような視点からも研究を見て,
社会の淘汰圧に負けないように生きていきたいと思いました。

2013年1月14日月曜日

itunesの新しいインターフェース

itunesのインターフェースが年末に変わりました。

PCで音楽を聴く人にはmacらしいオサレなデザインになってよいと思います。
(win版はどうなのか知りません)


walkmanユーザーでデータをitunesで管理してる私には面倒な問題が出てきました。
それは,itunes設定したアートワークスがwalkmanで反映されないということです。
これはwalkmanでジャケットを楽しみたい神経質な私にとっては大問題です。

とりあえず,これまでのように通常画面からd&dでアートワークスを取り込めなくなったようなので一から復習すると,

①右クリックで情報を見るを選択して,




②情報のアートワークのところへd&dしてあげる必要があるようです。

(このときwalkmanの場合には300x300 px以下の画像にする必要があります。)



③それでアルバムを開くと,

ジャケットだけじゃなくて曲名の欄も自動でアルバムのデザインが反映されるというオサレ仕様になりました。




ここまでは良いのですが,
このファイルをwalkmanへ移すとアートワークの情報が反映されません。
macのfinder上では音楽情報ファイルにアートワークが表示されるので,画像ファイルのタグは音楽ファイルに埋め込まれているはず。

何がいけないのでしょう。



手がかり

何故だか分からないのだけれど,
この時walkmanに移した30くらいの楽曲のうち,
SKE48のアルバム「この日のチャイムを忘れない」の
研究生の曲“その先に君がいた”だけはwalkman上でもアートワークが表示されます。
(まだどんな曲か聴いていないのだけど)
何が起きているのでしょう。

もしかしたらジャケット画像をd&dする時に複数選択せずに個別で設定するとできるのかもしれません。
でも,面倒なのでまだ対処していません。

もしかしたら,何度かアップデートあったし直ったかもね。



2013年1月13日日曜日

今年はもっと創造的に生きたい

年が明けました。

反省

昨年を振り返ると,創造的な営みも出来たけれども,
反動で何もしたくなくなってしまう時期というのが4分の1くらいあった気がする。
既存のものを入力するのにも,新しいものを出力するのにも,
同じくらいエネルギーが必要だし,同じくらいストレスが溜まる。
もっと上手いやり方は無いかなぁと思う。
どちらも自分が真にやりたいことであるので。


抱負

今年は,本職の創造的営みだけじゃなくて,
もっと社会の役に立たないけれども自分が癒されて,
かつ他者が楽しめるような創造活動をしたい。

やはりその為には,
時間を上手く使って,
情報の入出力を上手くやって,
ストレスと上手く付き合っていきたい。
人生は有限なのだからいろいろ欲張っていきたい。



そういえば,秋頃からちょくちょく読んでいた本がようやく読み終わった。

こんな巨匠の有名な作品を何故読んでいなかったのか疑問だけれども,
読了した。
もうかれこれ長い時間をかけて読んだので前半の方の詳細は忘れてしまったけれど,
終始論理的な文章が印象に残っている。

金閣を焼いてしまうという精神状態を描写するには,
論理矛盾の無い緻密な構成が大事なんでしょうか。
---


あと,最近読んだ寺田寅彦の“科学とあたま”の一説が心に響きました。

頭のいい人は批評家に適するが行為の人にはなりにくい。すべての行為には危険が伴なうからである。けがを恐れる人は大工にはなれない。失敗をこわがる人は科学者にはなれない。科学もやはり頭の悪い命知らずの死骸の山の上に築かれた殿堂であり、血の川のほとりに咲いた花園である。一身の利害に対して頭がよい人は戦士にはなりにくい。

科学とあたまは「科学者は頭が良くてはならない」「科学者は頭が悪くなくてはならない」という命題を対比しながら解説する短い文章でした。
細かいことを考えずにとりあえず試行してしまう私のこれまでのやり方は,
なるほど頭の悪い科学者のやり方だなと思いました。


随筆集の第4巻に収録でした。