2014年1月31日金曜日

うまくいかない

動画ファイルを連結BMPに変換して,1000近くある画像ファイルを解析したいのだけど,ファイル名を解析側のソフトが読んでくれない。
ファイル名にある数字の付け方が良くないと思うので,ファイルネームを書き換えようと試みる。renameコマンドを使おうと試みたが失敗。

macでlinuxコマンドを使う方法が紹介されていたので,Util-linuxを使う方法を試してみたのだけどうまくいかない。nls.hというファイルが無いことに起因するみたいだけど。トラブルシューティングできない。

もう少し,計算機の使い方を勉強しましょう。

2014年1月30日木曜日

髪の問題

今月の私の履歴書はとても面白い。
小沢征爾さんが書いている。
世界的評価を受けている小沢さんが,どのような経歴をたどってきたのか,
輝かしい舞台だけでなく,肝を嘗めるような思いをしていて,そういう人間的に濃密な経験の裏打ちが,技術面だけでない音楽の表現につながっているのだろうと勝手に推察している。

登場人物の大物ぶりにも驚いてしまう。音楽に詳しい人によれば,指揮者や演奏家もかなりの大御所らしいが,それ以外にもとんでもない人がたくさん出てくる。つくづく,凄い人の周りには凄い人たちが集まるのだなと感ずる。

私がもう一つ気になったのは髪の問題である。登場人物の髪型に大変私は勇気づけられた。私の髪は最近,伸びていて,評判がからっきしである。良い評価といえば「科学者というのは,そういう髪型なんだ」と評した祖父と,「先取っている」と評した後輩くらいのものだ。後者には若干の茶化しを感じないでも無いが,ここは言葉をそのまま受け取ることとしよう。

例えば,小沢征爾さん。



例えば,武満徹さん

そういうことである。
そういうことである。

そうら観たかと私は思っている。先日は,山下達郎さんにインスパイヤーされたが,今回また先達たちに勇気づけられた。
私も髪のあるうちは,髪を楽しみたいんだ。

2014年1月28日火曜日

長野の冬は寒い

急遽実家へ帰ってきている。
日曜の夜10時に関東を出て,着いたのは夜の2時頃であった。
普段は9時頃に夕食を済ませて,もうひと実験あるいは論文でも読もうかと意気込んでいる頃で,2時はだいたいの就寝時間である。
この時間を移動に費やすと,実家まで帰ってこられることを考えると,もう少し知的な生産性がどうにかならんもんかと感じる。

長野道の方から松本方面へ回って来た。当然関東近郊を普段運転している車がスタッドレスをはいている訳も無いので,雪だけは止めてくれと,終始気が休まらなかった。天気予報では雪が降らないといっていたのに,関越道に居る辺りから道路情報では雪のため通行止めというような表示もみられて,全く心臓に悪かった。

天候も不安だし,遅くなるのも嫌だったので,せっかくのドライブなのに,飲まず食わずであった。

結局,麻績の辺りでは雪の為の50 km/h 規制が敷かれていた。空はすっかり晴れていて,星もよく見えているのに,雪がちらついていて,路面が黒く湿っていた。明らかに路面に氷が無いからといって,路面が凍っていないと思うのはとても危険である。何しろ外気は-10ºC近いので,どんな状態か分からない。わたしは50 kmほどの間,規制速度を律儀に守った。何台もの運送トラックに追い越しされたが,通行量の少ない時間が幸いした。ひどく疲れた。

そろそろ仕事もせねばならない。とりあえず,また帰ってこねばならなそうなので,車は実家へ置いておくことにして,
私は身一つ,バスで関東へ帰る。



2014年1月27日月曜日

顧客サービスに感動した

先日,イギリスのサイトで買い物をしたところ,
注文したのとは違う色の商品が来てしまって困った

だけれども,その後のサービスがとても良くて,
今はかえって清々しい気分がしている。
絶賛するので,名前を書いても良いだろう。お店はThe Sporting Lodgeというイギリスのお店である。

常々,想定・想定外の様々なミスは起きてしまう物であると私は思う。とりわけ新しい分野に踏み出そうとすれば,どうしても想定外のミスが起こりやすいであろう。
従って,間違いが起きてしまったときにどう対処するかということに,とても関心がある。

どんな対処だったか?

とにかく丁寧に,ミスが起きた背景を説明いただき,私が返送手続きをする以前に新しい商品を発送いただいた。相手が信頼できるかも分からない(本当に間違って送った商品が戻ってくるか分からない)のに,送ってくれるってすごいね。

もちろん返送料については,返送した商品が向こうに到着次第,paypalを介して返金された。こういうときpaypalは便利だ。


サービスに対する自負がすごい

私はここまできちんと対応してくれるとは思わなかった。最初の期待値を大きく上回る対応だったので,感銘を受けた旨を伝えたところ,

Thank you for your kind words.  We do have a high standard of customer service with Sporting Lodge so we do try our best to make sure all our customers are happy with our goods and service.  We try to always get things right but sometimes the odd mistake can happen but we rectify it straight away.
 意訳: お褒めの言葉感謝いたします。当店は高い水準の顧客サービスを目指しているため,良質の商品とサービスを受け取った全てのお客様に喜んでいただく為のベストを常に尽くしています。常に万全を期してはおりますが,時に思いがけないミスが起こることもあります。そういった時,私たちは早急に対処致します。

と返事が来た。
とっても感動したのだけれど,とっても普通のことかな。
普通のサイトで買い物をしたつもりだったけれど,どうやらサイトはハンティング用品なんかを扱うサイトだったし,英国ではハンティングが上流階級のたしなみだったりするのが対応の親切さに関係しているのかな。

リスク管理はどや

・万全を期してもmistakeが起こりうること
・起きたときには早急に対処すること
を心がけているみたいで,それはとても良いことなのでしょう。

昨今の農薬混入事件のニュースでも批判があるけれども,対応のスピードというのは大事なのですね。

2014年1月21日火曜日

海外通販でトラブル

昨年買ったMacのケース

昨年,イギリスのサイトでコートを買ったり,
同じくイギリスのサイトでカーディガンを買ったり,
アメリカの工房からMac bookのケースを取り寄せたり,
日本で取り扱いの無い商品や,日本の価格よりもずっと安い場合に,
海外から直接購入するようにしている。

海外のサイトは当然,日本語では書いていないので,
私のトンデモ英語で意味を理解し注文をする。
たいていの場合は,ただ数量や配達先,受取人の情報を入力して,
あとはカード払いに選択するだけで良いので,
個人輸入などというと大げさに聞こえるが,
誰でも出来る。

今回は初のトラブル

今回は日本では取り扱いの無いリュックを頼んだのだけれど,少し違う物が来てしまった。
違いは些細で,黒を頼んだのにカーキ色が来た。

個人でやろうとする場合こういう時がとっても厄介で,
今回の場合は英語でやり取りをせねばならなかった。
正直これは揉めるぞ,と思って, ああ難儀だなと思った。

Contact usのページから,上記の旨を伝えると,
すぐに返事が来た。送料も負担するからすぐ送り返してほしいとのことで,
返送が確認され次第,正しい商品を送ってくれるとのことである。
正直これには肩すかしを食らった。ありがたい。

てっきり,違う色だけれど,我慢しろというような要求がまずはくるかと思ったのだけれど,大丈夫だった。今回もまたイギリスのサイトだけれど,良い。


それにしても,トンデモ英語だけれどちゃんと伝わってよかったです。

2014年1月17日金曜日

3年目の正直

この日記を始めた頃から,ずっとgoogle adsenseにアプライし続けていたがようやく審査に通った。

サイトマップが必要だとか,
連絡先が必要だとかでメールフォームを作ったりだとか,
リンクが切れてるとgoogleのロボットにはじかれてしまうから審査に通るまでは極力リンクを貼らない方が良いとか,
記事は500文字相当で最低10は必要だとか。

様々なサイトを読んで対策をとって,
何度もやったのだけれどそれでもダメだった。

個人的な日記にすぎないし,
収益を目指している訳ではないので,
審査に通らないことは特に気にせず続けていたけれど,
一応,準匿名の恥さらし日記の目的は,実験的にいろいろを試したりログしたりすることなので,
あきらめずたまーにダメ元で応募してきたのだった。

そして年明けに,たまたま,応募しておいたら,
忘れた頃になって審査に通ったとの報告が来た。

正直何故通ったのか分からない。
もうずいぶん前から記事は100を越えているし,
上記の対策はとっくの昔に済んだと思っていた。

また,PVはかれこれずっと低調であり,ここ数日でこれが改善された訳でもない。
謎である。

でも,審査が通ってうれしい

2014年1月16日木曜日

地元に帰ろう: そして内向きと揶揄される若者

あまちゃんは本当に良かった。
アイドルの面でも良かったけれど,
GMT5やそのデビュー曲である「地元へ帰ろう」は私の心に突き刺さった。

洗練された歌詞とも思えないし,いいメロディとも思わないのだけど,
地元へ帰ろうという率直なメッセージが頭を離れなくなる。

これを聞いたり,地元の友達と再会して地元に帰る話を聞くと,
いろいろ考えるところがあった。

海外を目指せというけれど

地元へ帰ることはあまちゃん内では比較的ポジティブなこととして扱われているけれど,
一般的には外を目指さなくなった若者などとネガティブな捉えられ方をしているように感じる。
私は,海外に出たいけれど,でもそれって本当にいいことばかりなのでしょうか。
若者が地方を離れて,都市部やあるいは海外へ出て行ってしまうと,
地域の伝統技術の継承者が居ないとか,農家の跡継ぎが居ないとか言うじゃないですか。

内向きで,このままじゃ国際競争力が云々のようなお話があるけれど,
欧米追従じゃなくて,今一度内向きに日本を評価し直して,競争していくという方法もあるんじゃないかと感じた。

内向きだって,もし,今までの若者がつまらないと言って出て行ってしまった産業に帰ってこようとしているのならば,それはそれで評価すべきだと思う。議論を担保するソースは無いけれど。

アルフレッドの気持ちは分からない

故郷を離れるのか否か。こういう思いを考えるといつも心へ浮かんでくるのは映画「ニューシネマパラダイス」である。

物語の中で,映画技師のアルフレッドは,かわいがっていたトトという少年を嘘をついてでも故郷から離れさせる。以来,アルフレッドが死ぬまで決して帰ってくるなと言い放ち,トトもその言いつけを守る訳です。
このことはトトにとって,またアルフレッドにとっても非常につらい決断だと推測されるのだけど,アルフレッドはトトが映画監督として大成するにはそうせねばならないと考えていたのだと思う。

その思惑は,物語ではうまく行く訳だけれど,いつも私が考えてしまうのは,
本当にそうせねばならなかったのかということである。映画監督にならなくても,いやなったとしても,みんなで仲良く暮らす道はないのか。

何かを大成させる為に,何かの犠牲は本当に必要なのか。私はこういうとき欲張りです。


地元へ帰ろう(但し,職があれば)

いろいろ考えが巡ったのだけれど,
結局は何を思って私の今があるのかを考えた。
そうすると,案外どうするかはシンプルで,やるべき方向性はいくつかに絞られた。
これらの絞られた選択肢について,決断の猶予はしばらくありそうで,
その分岐点までにすべきことはどのみち同じようなのでこれからも頑張りたい。
普通の人が地元に帰っても面白いけれど,国際競争力のある人が帰ったらもっと面白いことが出来そうだと思います。

それにしても,地元に職はあるのだろうか。
無ければ,創ればいいじゃないかという話もあるけれど,
そのときにそんなリスクをとれるのだろうか。

じぇじぇじぇ(死語)

2014年1月13日月曜日

今更ながらあまちゃんを観た

年末,センチメンタルな事情でいつもより早めに帰省した。
いろいろこなそうとしていたことがあったのだけれど,
実家の長野の寒さが思いのほか厳しくて,熱を出してしまった。
やはり,長野は寒い。

これは仕方ないと,観念してゆっくり休むこととした。
ちょうど,あまちゃん総集編がやっていたので,ブームから半年ほど遅れて観たのだけれど,これが面白い。これは流行る。

随所に散りばめられた小ネタもさることながら,
特に昨今のアイドル事情を一般に分かりやすいように扱った点や,
地元(地方)というのが一つのキーワードとなっているところが,
アイドルに傾倒していて地方出身の私にはウケた。

近頃,身の回りで起こったセンチメンタルな諸々や,
人生の先輩方からのアドバイスなどが相まって,
私の将来を揺さぶっている所存です。


アイドル解説がなかなか良い

あまちゃんでは,akbグループのシステムを大事な物語の伏線として利用していて面白かった。
物語の中では,秋本さんにとても良くにたプロデューサーが率いているトップアイドルのアメ横女学院(通称アメ女)とその2軍に相当しあまちゃんも所属するGMT47が出てくる。
akb同様に劇場を持っていて,そこで講演をしている。アメ女での講演に欠員が出たときには,2軍であるGMTからシャドーという形で補填される。
akbグループでも,欠員が出た場合の代わりをアンダーと言って,やはり研究生などが補填する形となっている。他にも総選挙をやってみたりと,明らかに意識した点が多々ある。

秋本さんによく似たプロデューサーは序盤,なかなか嫌なキャラクターであるし,アメ女のシステムもakbと酷似しているので,ともするとあまちゃんの中盤のストーリーはakb批判にもとれるのだけれど,おそらくそのような意図は無いのだと思う。
単純にもっと大きな伏線である,アイドルの“影武者”という設定を際立たせる為の演出としてこれ(とくにシャドーのシステム)が登場するのだろうなぁと考えながら,このストーリーは凄いなぁと感じた。

感動した

他にも,各所からとても綿密に練られた構成が感じられて,感動した。
私が特に気に入っているところがあって,
あまちゃんがアイドルとして「見つけてこわそう」という番組のレギュラーとなって,逆回転の能力を持つという設定があるのだけれど,
そんなあまちゃんに対して,親友で非行に走ってしまったユイちゃんからのメールがくる,「逆回転してよ」。これは切なくてとても良いシーンです。

また,売れる為に曲に様々なエフェクトをかけて,奇をてらった曲を作った秋本さん似のプロデューサーに対して,あまちゃんの母である晴子が「普通に売れるものを作りなさいよ」と言ったシーンも良いシーンでした。


私も普通に評価されるものを作らないといけません。