2012年2月4日土曜日
ジーンズを買って、悪夢を見た。昔のことを思い出した。
先日、A. P. C. のジーンズを買った。
厚い生地で作られていて、インディゴ染めで、洗わず自分色に染めていくのが好きな人には好評なのだそうだ。
自分色に穿き込んでいくという魅力もさることながら、
履いたときのプロポーションを重視してデザインされたテーパード調のフォルムが、
イレギュラーな体型(極めて細い)の私にはきっと合うだろうと読んでいたのだ。
もともとイレギュラーな体型故に、レギュラージーンズを穿くと膝下が中途半端にたるんで非常にみっともなかったのだ。故に少しタイト目のスキニージーンズを好んで穿き、細い体型を白日の下にさらしてきた。
ジャン・トゥイトゥーさん(A. P. C. のデザイナー)なら
トゥイトゥーさんならばこの奇異な体型をカバーしてくれるジーンズ作っているに違いない。ということで試着を重ね、
結局、New standard 28 inch を購入した。
結果、細さが際立たなくて、とてもよい。
高いけどよい買い物をしたよ。
いい感じに色を落として、いい感じに着こなしたいよ。
こんな感じに買ったのが約3週間前。
悪夢
そして、一昨日悪夢を観た。
母とは同居していないのだが、夢で母がにこやかに私のジーンズを洗濯しているのだ。
夢の中の私は、「あー。まぁ、洗ったら洗ったでそれは味が出ていいかもね。でも、洗うにしてももう少し穿いてからにしたかったかな。」とか考えていた。
やけにリアルだった。
目が覚めて、いつも通りジーンズがハンガーにかかっているのを見て、ほっとしたよ。
昔のこと
それで中学のときに、母とジーンズ洗う洗わない論争を繰り広げたことを思い出した。
いい感じに色褪せさせたい派と
汚いから洗わせたい派に分かれた。
結局、勝負は不在時に母が強行洗濯を行って、私が完敗した。
苦し紛れに
「ウィスキー好きだったら、時が育む味の尊さが分かるだろう。」
といった私に対し、
母は
「ウィスキーの芳醇な香りと、薄汚れたジーンズを一緒にするな。」
と言ったのであった。
やれやれ。
そのような感じで昔のことを思い出したのでした。
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