2014年8月21日木曜日

メンタルトレーニング

2〜3ヶ月前,メンタルを鍛えるということをラジオ番組か何かで聴いた。
これは,自分を常に窮地に追い込んで,強くなるとかそういう類いのものではない。


精神をケミカル・フィジカルに考える

心理状態を,神経伝達物質の量とか,血中酸素量とか,呼吸とか,心拍数とか,
そういったフィジカル,ケミカルな視点から考えて,
最高の心理状態にするには,外的にどのようにしていけばよいかを,
場合場合で対処できるようにすることである。

これは,日本人的には,あまりなじみの無い考え方であるし,
このような考え方が出来れば,精神を病む人への偏見も少し和らぐと思うのだが,,,


私が考えていたトレーニングの問題点

さておき,やはり,メンタルを鍛えるというと,
自らを窮地に追い込むという発想になってしまう。
自分が指導者だったら,弟子に個々は踏ん張り時なのだから,少し厳しい指導をしようと思うかもしれない。

私は,どちらかといえばそういう指導を受けてきたと思うし,
自らに関しても,そのようなハードルを課すことがままある。

例えば,私はいつまでたってもプレゼンなどの前,極度に緊張する。
場数を踏まねばうまくなるとも思えないので,
誘いがあれば,受けるようにしているのだが,
その時,プレゼン前に自分にどう言い聞かせているかというと,
失敗できない,最善を尽くせ,
聴衆を感心させろ,などものすごいプレッシャーを自らにかけている。

結果的に極度に緊張する。
私は緊張するのは,慣れでどうにかなると思っていたし,
プレゼンに自信がつけば,落ち着けるものと考えていたのだけど,
いつまでたっても落ち着かない。

そこで,メンタルトレーニングのことを知って,
最近これは,自分の精神が弱いのでなくて,
直前の心理状態の作り方が悪いのだと確信した。


日々,やる気を維持するのにも役立ちそう

私は,これまで仕事の処理能力に波があった。
何かイベントがあって,直前に追い込みをすると,
それが終わった後,脱力して,何もやりたくないモードに入ってしまうのだ。

実際には,何もやらない訳にはいかないので,
仕事をするわけだけど,そういったときは,
仕事の能率は落ちるし,自分のしたい仕事のはずなのに,
仕事によって日々フラストレーションがたまるという,
悪循環にはまり込んでしまう。

毎年置きていた秋口からの,急激なやる気の減退は,
夏場の仕事し過ぎが原因なのではないかと最近思っていて,
何となく精神の恒常性を意識するようになった今年は,
いつもよりたくさん虫を飼育しているし,
抱えている課題も多いのだけど,
うまく乗り越えていけそうな印象である。

私が参考にした本は以下。
理論ともあるのだけれど,ハウツーに割く紙面が多いので,
少し退屈だけれども,それなりに納得する箇所がいくつかあって,よい。




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