2014年8月19日火曜日

盆など

盆が終わりました。
すっかり,夏も終わりの様相で,ちとセンチメンタルな訳です。

いつも通り盆は,山ほど仕事を抱えて,実家に帰省したが,
結局,したのは虫の世話くらいで,
仕事は全く進まず,
後は漫画を読んだり,本を読んだりしていた。

何だか,田舎と都会では,
時間の進むスピードが異なる。
都会(というほど都会でないけれど)では,
何か手を動かしていないと罪の様な強迫観念に襲われているのだけれど,
田舎へ行くと,それが無い。
都会では社会の中で生きられるかが問われる一方,
田舎では自然の中で生きられるかが問われていることに起因するのだと,
私は分析している。
その辺りは思うところがたくさんあるのだけど,
まとめるパワーが無い。そこに割けない。


漫画「サンクチュアリ」



社会の表と裏から,日本を変えていこうとする若者二人の熱い,任侠アンド政治漫画である。
急進的思想の私とっては,読後,
謎の胸の高鳴りが起こる,
実に熱い漫画であった。

漫画の中で,いくつかの政策が立てられたりするのであるが,
それは必ずしもそれ自体が目的となっている訳ではなく,
何らかの起爆剤として,あるいは交渉の材料として用いられる場面が多々ある。
そういった謎の駆け引きを見ていると,
今ある政治のゴタゴタの舞台裏も想像かき立てられる。


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