2014年8月12日火曜日

新しい論文を書き始めた

論文を書き始めて,もう佳境である。
最後の,ひとまとめがどうしてもうまくいかない。
どうにか,ストーリーをさっとにまとめる力がでない。

時間がいくらあっても,出来ないときは出来ないし,
いくら追い込まれていても,ふと今なら出来ると感じるときは,馬鹿みたいにあっという間に出来てしまったりする。

出来ないときに,時間をかけて,悩んで,うまいものが出来た試しが無い。
難しい。


平行して,他の人の論文の面倒を見ているのだけど,
これを直すのは実に楽な仕事である。
これらは同じようでいて,異なる仕事をしていることに起因するのだと思う。


論文書きを家を建てることに例えるならば,
他人の論文を直すというのは,人のたてている家の
扉の立て付けが悪いから直してやるとか,
電気の配線をするとか,増築を推奨するとかそういった類いの行為である。

対して,自分が書くこととなると,
基礎から自分で建てていかねばならないということである。
自分で柱を立てないとならないし,配線も外装も内装も自力でやらねばならない。
全てに精通している達人ならばいいけれども,必ずしもそうではない。
一部は見よう見まねで人の作りを見ながらやるわけです。

とはいえ,上手でなくても書いていかないと,
うまくならないし,クビです。


話は戻って,
建築のアナロジーで私がいまどういう状態にあるかというと,
家はだいたい出来ているんだけど,
家のイメージに合う,内装が決まらないといった具合です。

試しに,他の家を何軒も見て,
良さそうなものを試しに配置してみているのだけど,
プロ端くれとして,このまま完成にしてしまう訳にはいかないので,
どのように仕上げたらいいのか思案している。


もう完全に煮詰まっているので,
関係のない本などを読んで,
リフレッシュして,
アイデアの光臨を待つ。

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