祖父が居なくなって初めての稲刈りとなり,
どうにかうまく行くか心配だったけれど,
田をおこしたり,いつもお世話になっているおじさんの助けもあって,
思ったよりずっと早く終わったのでした。
稲刈りの機械を私が運転したのだけど,
感覚を掴んだ頃には刈り終えてしまって,
結局下手くそなままでした。
機械の操作は何度かやっているけれど,
毎年一度しか動かさないので,
かなりやらないとうまくはならないのではないだろうか。
田畑をどう維持していくかに付いては,
前々から私の懸念事項であったけれど,
祖父の不在により,その懸念は一層強まった。
私が田植えと稲刈りは申し訳程度に手伝っているが,
実際に日々の水の管理等をしているのは祖母で,
これがいつまで出来るかも分からない。
私は,
日本の農業がどうとか,
農業環境が生態系保全にどうとか,
そのようなアイデアを勉強し高めるために地元を離れたのに,
地元には帰れず,
代々守ってきた田畑も荒廃させるとなっては,
何をしにきたのか全く意味不明で,
本末転倒である。
これからのライフイベントやキャリアパス等を考えると,
なかなか難しい判断が必要だが,
自分が何に人生をかけるかを考えれば,
どのようにすべきかは自明である。
いつかは,自分の力を信じて,
一か八か攻勢をかけるしか無い。
その日のために,日々鍛錬を続けてきたつもりだが,
一人で戦えるか不安である感は否めない。
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