2011年10月8日土曜日

標本展示、思い出すこの感じ(韻踏んでる)

久しぶりに、7~8年ぶりに、昆虫標本の展示をした。
小・中学生の時、自分の担当じゃないのに、
ずっと自分の標本の前に居て、解説していたときの事を思い出した。



自分はただいろいろな虫をコレクションするだけじゃなくて、
すごく綺麗な蛾とか、珍しい虫とかを見せびらかしたり、
擬態とか、面白い虫の行動とかを伝えたりとかそういう事が楽しかったんだなって今になって気付いた。



今回展示した標本には、自分が小学生の時に採ったようなとても古いものもあって、当時はすごく満足していたんだけど、今となるともっとクオリティを高めないと恥ずかしいなと思う。


具体的には...

----込み入った話---
確かに珍しい種の標本はいくつもあるんだけど、その珍しさを際立たせる為には、それほど珍しくない近縁の種の標本とかもあるとより標本箱全体の質が高まると思った。
展翅の技術については、小学校の時の標本をまだ並べられるという事からも分かる通り、それなりのレベルのよう。これからも標本を作るからには(虫を殺すからには)もてる限りの技量を尽くして、綺麗な状態を永劫保てるようにするというこれまで続けてきたポリシーを守る。
標本のラベルについては、これまでのものでも十分必要な情報は備えているが、やはりきちんとした機関に身を置く人間としては、英語できちんとタイプしたものを使った方がより格調高く仕上げる事が出来ると思う。
またこれは標本の作製技術とは直接関係がないが、ある程度分類群が統一された標本箱を作る為に、採集の際に分類を意識すると尚良いし、その為に昆虫の分類学をもっと勉強せねばならない。
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とか。



また今後は是非、ミクロレピの展翅に挑戦したいと思う。

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