急遽実家へ帰ってきている。
日曜の夜10時に関東を出て,着いたのは夜の2時頃であった。
普段は9時頃に夕食を済ませて,もうひと実験あるいは論文でも読もうかと意気込んでいる頃で,2時はだいたいの就寝時間である。
この時間を移動に費やすと,実家まで帰ってこられることを考えると,もう少し知的な生産性がどうにかならんもんかと感じる。
長野道の方から松本方面へ回って来た。当然関東近郊を普段運転している車がスタッドレスをはいている訳も無いので,雪だけは止めてくれと,終始気が休まらなかった。天気予報では雪が降らないといっていたのに,関越道に居る辺りから道路情報では雪のため通行止めというような表示もみられて,全く心臓に悪かった。
天候も不安だし,遅くなるのも嫌だったので,せっかくのドライブなのに,飲まず食わずであった。
結局,麻績の辺りでは雪の為の50 km/h 規制が敷かれていた。空はすっかり晴れていて,星もよく見えているのに,雪がちらついていて,路面が黒く湿っていた。明らかに路面に氷が無いからといって,路面が凍っていないと思うのはとても危険である。何しろ外気は-10ºC近いので,どんな状態か分からない。わたしは50 kmほどの間,規制速度を律儀に守った。何台もの運送トラックに追い越しされたが,通行量の少ない時間が幸いした。ひどく疲れた。
そろそろ仕事もせねばならない。とりあえず,また帰ってこねばならなそうなので,車は実家へ置いておくことにして,
私は身一つ,バスで関東へ帰る。
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