生きていることの喜びよりも,
押し寄せる悲しみが大きくなることがあります。
生きるということは,なんと辛いことでしょう。
生きた分だけ,辛い思いや悲しい思いをせねばなりません。
これらの負の感情は,正の感情によって埋め合わせできるものでしょうか。
こういう心持ちになってくると,いよいよなぜ生きるのかと考え始めます。
それについて,私は自分の哲学を持っています。
生きること意味など無いのです。
私がそこに生きていても生きていなくても,
本来は正でも負でもない,
無なのだと思います。
しかしながら,心持ち次第で,生きてさえ居れば,
その存在は正をも負をも生み出します。
無から有形創り出すことは,
神秘としか形容できません。
無の存在であっても生きていなくては出来ず,
そういうとき私は生命の力を感じます。
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映画「風立ちぬ」の
生きねば,というコピーはとても力強い一言だと思います。
不遇や,悲劇がいくつもおきますが,
そのたび,生きねばというフレーズ思い浮かんできます。
そうです,生きねばです。
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