2014年9月12日金曜日

雑務・お笑い

今週は,海外からの客人のお世話と,
雑務が重なってなかなか忙しかった。
昨日までで,そのごたごたが一段落したので,ようやく生産活動を再開できる。


お笑い

私は一貫して,
シュール,ナンセンス,ハイコンテクスト,皮肉系のお笑いを好む。
そういった意味では,近頃,話題の日本エレキテル連合はなかなか良い線をいっている。
実は半年前くらいから,感電パラレルもサブスクライブしている。
おしゃべり未亡人朱美ちゃん3号は,
キャラ作りだけでなく起承転結もしっかりしており,
高い評価だけのことはある。

しかしながら,あれが24時間テレビに出演し,
子役の子に例の台詞を言わせるというような流れには,
少々疑問が残る。
忘れてはいけないのは,
おしゃべり未亡人朱美ちゃんは,
壊れたダッチワイフのネタであるということである。
これは,同一シリーズの仮出所妻さゆりちゃんに,
空気を入れるシーンからも明らかである。

このネタの試みは,正直かなり面白い。
人気が出るのも分かる。
が,深夜枠が妥当であろう。

これなら却って,
セックスのネタの方が良い。
セックスは人間の営みであるが,
ダッチワイフは,人間の性欲処理の,
平均値を少し越えた辺りに位置するんでは無かろうか。

とはいえ,
日本エレキテル連合に関しては適切に表現の自由を行使しているまでだし,
むしろ,これを安易に受け入れる視聴者や,
それに迎合して放送してしまう曲の方に問題があるのか。


何度も見たくなってしまうネタ

放送の枠さえ絞れば,
彼らのネタはかなり面白い。
私が気に入っているのは以下である。


ケンとクミシリーズ

ほとんど出オチなのだが,
「ナニワの,ナニワの男と女」が,耳に残る。
耳に残りやすいフレーズと,
隠喩を散りばめた内容で,
ゴールデンにも適した内容。
関西の人からは反感を買いそうである。


パラレル妖怪図鑑シリーズ



基本的にシュールで,
奇妙な習性をもつ妖怪が出てくる。
正直どうでも良いが,
そこがまた良い。


ナースのお勤めシリーズ



ナンセンスでハイコンテクストなコントである。
完全にナースのお仕事を参考にしているが,
実際にはナースでなく,風俗嬢である(どういうジャンルに属するのかはわからない)。

ナースのお仕事を見ていた世代にはドストライクで,
あーぜーくーらーという謎の名字や,
松下由樹にちょっと似てる感じが笑える。


ニジマスの精霊

これは,前にyoutubeかなにかで見たのだが,
ニジマスの精霊という口器がストロー状で,
気色悪い生物が出てくる,
シュールとナンセンスを極めた実にハイレベルなコントである。

たしか,番組ではレッドカーペットで落とされたネタか何かそんな感じで紹介されているのだけど,
そういう背景を持ってネタを見ると,
わざわざ,レッドカーペットにこのネタを持っていくこと自体,
インスタントな笑いを追求することへの,
反抗心が現れているような気がして,実に深い。
皮肉なことに,朱実ちゃんは一言セリフみたいなのが評価されてしまっている訳だが。


以上,多分考えすぎ。

0 件のコメント:

コメントを投稿