今回,わたしは興味本位で,
論文をlatexで書き上げるという
謎の自分ルールを設定しました。
これによって後半とても苦しめられました。
ボスにレイアウトについて指摘され,
「そんなことはプログラムの設定上無理です。」
という半ば逆ギレをしでかす暴挙にでました。
「プログラムのせいにするな。」
と言われて,当時はカッとなりましたが,
頭を冷やして考えてみればその通りです。
ということで何が行けなかったのか反省したいと思います。
反省
今回 論文の執筆をlatexで書くという縛りプレイで行ったわけです。
良かったこと
・Fig及びTable番号付けとその参照
ふつう,図表に出てくる順番で番号を振って,本文中でそれを参照する時には,図1.1 などのように表記しないと行けない訳ですが,
その辺りは全く意識しなくても勝手に番号を振って,
そして参照もしてくれていたので便利だったと思います。
特に自分の場合は図表だけで20頁くらいあって,
それらが文章構成の都合でしょっちゅう移動していたので,
図表番号の整合性に注意を払わなくてよかったことは,良い点でしょう。
・目次
目次も章や節などをタグで適当にマークアップしておけば,自動で生成してくれて助かりました。
またタグには章 > 節 の様な序列があるので,
文章のツリー構造を意識して執筆が出来たと思います。
悪かったこと
・bibtexが使いこなせなかった
かなり時間を取られたのがここでした。harvard styleの引用にするために,
natbibというファイルを読み込んだところまでは良かったのですが,
Referenceがうまく出力できず,
最終的には,諦め手打ちにしました。
時間があれば改善できたかも。
・レイアウトの要求が多い場合には...
latexの良いところに,きちんとマークアップして文書を作れば,
適切な書体選びや,
適当な図表なレイアウトなどをしてくれて
著者は内容だけに集中すれば良いというところがあると思います。
わたしはjsbookというスタイルファイルを使いましたが,
デフォルトのままのレイアウトが受け入れてもらえず苦労しました。
例えば章始めのページの余白や,
見出しのゴシックフォントなどを直すように指摘され直すのに一苦労しました。
どうやったら直るのか,
プリアンブルに書き加えてはコンパイルして,そして書き直してを繰り返しました。
周りに使っている人が居なかったので聞くことも出来なかったけど,
もっと効率的な方法があったのか...?
総括
良かったところも沢山ありましたが,不慣れなことが完全に裏目に出て,
論文の内容に集中できないということがありました。
今回の件で,
わたしはずいぶんと洗礼を受けたようで,
執筆中盤には,最初からwordにすれば良かったと思ったりもしましたが,
今ではまた使いたいというドMな心境です。
ともかく今回,
latexって響きかっこいー,使お
といってやすやすと使えるもんではないことが分かりました。
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