2012年2月7日火曜日

学問のすゝめを読んで



学問のすゝめ第1章の有名な一節
「天は人の上に人を造らずと言えり」

これは日本人ならだれでも知っていると思うけど、何を言わんとしているのか理解していなかった。

これにはさらに続く節があって、まとめて要約すると、
世の中に貧乏な人や裕福な人、偉い人や偉く無い人が居るけれども、そのような差は天が決めたんじゃなくて、学問を収めたのかそうでないのかによるんですよ。

という内容。

今まで漠然と人類皆平等なのです的なありきたりな事を言っていると思っていたんだけど、

実際には、世の中は平等でなんかなくて、人の上に立てるかどうかは学問の有無で決まりますよというような、始め考えていたのとは真逆で驚いたのでした。


だからカイジのアニメで出てきた

「天は人の上に人を造らず 人の下にも人を造らず。この御託宣の意味は 要するに人間の浮き沈みはチャンス次第。バカでもクズでも チャンスを生かせば勝者」

は最初全然意味違うだろと思ったけど、チャンスの部分を学問に置き換えたらあながち間違いじゃないじゃって思いました。


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